Yamanashi / S様 / File.07
STOVE LIFE #2. "薪ストーブのある暮らし"
この家、LOAFER なら、ストーブライフじゃないと。そのひとことが全てです。
まずは、予算の壁があり、導入を迷いましたが、常にストーブの事が頭から離れず、でもよくよく考えて「LOAFER」を建てるのならやっぱり入れないと!
と自然と夫婦の間で決まっていきました。
やはり煙突があるのとないのとでも家自体の雰囲気が全然変わってくると思ったのと、リビングにあるストーブのスタイルがカッコよくて、設計も「ストーブがある暮らし」を軸にサノコウムショさんに考えていただきました。
ストーブのカタチですが、これも楽しく沢山迷いました。都会的なデザイン、レトロなデザイン。調べると膨大にあります。私は工事費も含めたコストの面とにらめっこして、大切なのはLOAFER に合うデザイン!だと思い、ベルギー製の「ドブレ」のストーブにしました。レトロ感も相まって、図面を見せながらサイズ感も最適にできて、納得の導入ができました。
まずは、薪をどう手に入れるか
なにせ、初めてだらけでしたので、まずは薪のことを調べようと思いました。
心配でしたが、県や市でバックアップが整っていて、ホームページでも情報が見れるので安心しました。
情報交換ができたり、薪で繋がっていくとは夢にも思いませんでした
薪の心配がなくなったらあとはまっしぐらでした。次は「道具だな」って。もう楽しくなってしまって、必要なものは全て最初に揃えてしまおうと。薪は消耗品ですから買うと大変なので、薪を蓄えるための薪棚、薪を割る斧、油圧式の薪割機を購入しました。
面倒だと感じたことはありません。むしろ「こだわり」を持って暮らす「大切さ」を得る事が出来たのです。
まるでワインのように、
作業した日付を薪棚に入れて愛着を
私が機械で刻み、妻が更に小さく割る。そのやりとりが本当に楽しい。こだわりとして、ワインではないですが作業した日付を薪棚に入れています。そうする事で管理しやすく、満足度が高くなり、薪ライフも充実したものになっています。
「あ、そろそろ使い頃だなって。」
最近はそのやりとりすら幸せに感じてしまいます。
私たちは心から木や薪に囲まれるくらし方がすきなんでしょうね。
よく乾かして、燃焼効率も考えると、ストーブもそれによく応えてくれます
今では煙突掃除も業者に教わりながら私たちでやるようになりました。
火をつける楽しさも、最近は娘も覚えるようになり、娘の毎日の小さなイベントのようです。
娘が大きくなって、その体験は、きっと大きな思い出のひとつとなるでしょう。家族全員、火の燃える様子がたまらなくいとしい。
「しあわせの時間のつかい方」。
私たちは「しあわせの時間のつかい方」と呼んでいるのですが、とにかく全員火をつけるのが好きで。
夜燃やしたぬくもりで朝の支度ができてしまう程暖かいのですが、また火を着けたくなる。
ボーッとたまらなく火を見たくなってしまいます
エアコンをつけてみたりもするのですが、「暖かさの質」が比べ物にならない。
私たちのスタイルは、ストーブをガンガンたいて、T シャツで過ごす。その感覚が本当に家族全員で至福を感じます。
これも意外に驚いたのですが、洗濯物も匂いがつかない。その上すぐに乾いてしまうのです。
そこもストーブを導入して本当に良かったと納得しています
土間も、LOAFER も、ストーブも。かけがえのない暮らしの要素
土間も5 畳ほどにしたのは正解でした。何しろ使い勝手がいいのです。
サノコウムショさんがどれだけこういったライフスタイルのデザインや設計に熟知しているのかがよくわかった瞬間です。
わかっているプロに頼むと
ライフスタイルが「本物」になる
サノコウムショさんはやはりわかっているなとつくづく感心してしまうのですが、とってつけた感じがまるでなく、家も、空間も、そしてストーブも。
全ては感心するほど良く考えられていて、私たちユーザーの要望やふわふわした考えを鮮やかにまとめてくれたのは、本当に感謝しかないです。
夏は土間、冷たくて本当に気持ちいいんですよ!
私たちは、1 年を通して、
ストーブのコトを感じながら、暮らしています。