スタッフ ブログ (旧)
2009/10/20
秋・・・ 布団にもぐりてうたを詠む。
平成13年。工務店の仕事を本格的に手伝う様になったある時、歌を詠むことには相当キャリアのある母に誘われて、町の短歌の会へはいりました。早8年。毎月ふりしぼってこつこつ歌を詠んできました。 過去に詠んだ秋の歌を ご紹介いた … “秋・・・ 布団にもぐりてうたを詠む。” の続きを読む
平成13年。工務店の仕事を本格的に手伝う様になったある時、歌を詠むことには相当キャリアのある母に誘われて、町の短歌の会へはいりました。早8年。毎月ふりしぼってこつこつ歌を詠んできました。
過去に詠んだ秋の歌を ご紹介いたします。(横書きにて失礼いたします)
玄関先に母は胡桃を割りており時折行きて我はつまみし
立ち枯れしあさがおの種取りたれば子の手のひらにいっぱいになりぬ
熟れた実は鳥と人間と分け合うの友はなつめを捥いでくれたり
子等寝入り一人湯船に聞いており身延線の小さき警笛
秋風にすすきいっせいに傾きて下校の子供の肩すくめ行く