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2022/08/13

Pay Money To My Painというバンド

生きてれば必ず人生には分岐点がある。

 

音楽の世界で生きてきた自分にとって人生を変えてくれたバンドが何バンドかある。

 

今日紹介するのは「Pay Money To My Pain」

 

初めて知ったのが2008年リリースの「Out of my hands」。

 

当時新宿のタワーレコードに入り浸ってた俺は視聴機で音を聞いた瞬間にぶっ飛んだ。

 

それがこの曲だ。

 

 

怒り、憂鬱、遣り場のない熱を静かに解放するようなクリーンと、時折絡むスクリームのバランス、各楽器の音作りに関してもツボだった。

 

そこからPTPの沼にハマり、当時アルバイトをしてたライブハウスでBassのT $UYOSHIさんとも何度かお会いでき、話もできた。

 

正直どんな芸能人に会うより興奮したのを覚えてる。

 

ライブに関しては2010年の SATAY  REALツアー渋谷AXが最も印象に残ってる。

 

その時にボーカルのKさんが言った言葉がこれだ、

 

「みんな、痛い思いとかプライドとかを抱えて生きているんだな、と感じたツアーでした。俺たちと同じなんだなって思いました。別に不幸自慢をするために生きている訳じゃないけど、俺は子供の頃から人に心を開くのが苦手で、それは20代だろうが、30、40、50 代の人だろうが変わらないと思う。『STAY REAL』というのは、本物であれ、という意味ではありません。そのままで、ありのままでいて欲しいということです。俺は中学生の頃から、周りの人がだんだん俺の冗談で笑ってくれなくなって、天井ばかり眺めるようになって、ずいぶんみんなを恨みました。居酒屋から大きな笑い声を上げながら出てくる人たちとか、カップルとかが、羨ましかった。でもそれは、みんなが俺から離れていったんじゃなくて、自分からドロップ・アウトしていったんだ、と気付くのに、29年かかりました。お前なんかいらない、とか、死ね、とか言われて、自分の存在を疑ってしまっている人は、それも自分なんだってことを認めて、どうか、自分を傷つけるのはやめてください。『STAY REAL』、その一言を言いたいがためのツアーでした。でももうひとつ、人は必ず変わることが出来ます。天井ばかり眺めていた俺は今、こうして大勢の人に耳を傾けてもらえています。それは俺にとって、一度しかない人生で、奇跡です。自分は絶対に変われない、と思ってしまっている人に、次の曲を捧げます。“Another day comes”」。

 

このMCは今でもずーっと印象に残ってる。

 

その後俺は号泣しながらライブを楽しんでたw

 

2012年12月30日にボーカルのKは急逝した。

 

ショックを受け、その日1日は仕事などできる状態ではなかったのを覚えてる。

 

PTPをRESPECTしているアーティスト、芸能人もめっちゃ多い。

 

もしみんなも興味があったら聴いてみて。

音楽は最高だ。

 

次は洋楽編をやる。

 

 

ざわ

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